フルーツヨーグルトの味わい。
質感は軽やかで
心地よい麻のような印象。
ハチミツやハウスみかんのように
酸味をまとって口の中に広がる甘さ。
後味に続く
ジャスミンのような印象が
爽やかさをより感じさせてくれます。
生産地: イルガチェフ地域 コンガ村
栽培品種: 地場原種
標高: 1,800m~2,000m
平均気温: 20℃~23℃
開花時期: 1月~2月
収穫時期: 10月~1月
精製処理:ウォッシュド
標高2500mに位置するイルガチェッフェ村
シダモ・コーヒーエリアの南端から険しい道沿いに車を走らせますと、イルガチェッフェ村(標高2,500m)までの約35km間にコーヒーが大切に栽培されているのが目に映ります。肥沃な黒土に恵まれ、川と森と湖に囲まれた美しいイルガチェッフェ村のシンポルは、近在のアバヤ湖でエチオピアの人々が心から愛する湖の一つに数えられています。

イルガチェッフェの生産と風味
この地域で生産が始まったのは1950年代と、コーヒーの生産文化からすると比較的新しいのですが、紅茶にも 似た特徴的なフレーバーとワインにも感じられるフル・ボディーのカップ評価から、このイルガチェフェ地区のコーヒーが‘YIRGACHEFE’の名で急速に取引されるようになりました。現在ではアメリカや北欧のスペシャルティコーヒー市場で人気を博している関係から、非常に手に入れ難いコーヒーの一つにもなっていますが、あえて生産エリアを広げることなく限られた生産エリアで栽培されています。川と森と湖に囲まれた美しいイルガチェフェ地区一杯のコーヒーカップから、心までも澄み渡るような逸品です.。